本気になる準備

慕ってくれる部下がいる。頑張る場所が変わっても、元気ですかって連絡してきて、あなたのおかげでがんばれてますって、あなたの言葉が沁みますって、もう少し頑張ってみようと思いますって言ってくれる部下がいる。

 

そしてそんな部下は、がむしゃらに一緒に働いてきて、喧嘩して泣いて、怒ったり叱ったり、不満をぶつけられたり、一日目も合わさなかったり、涙が出るほど笑ったりした部下たちだなとおもった。

 

尊敬できる先輩がいる。頑張る場所は違うけど、あそぼうよって連絡して、今こんなこと頑張ってるのって報告して、やるじゃんって褒められたい。おまえなら大丈夫だよっていってもらえるだけで、薄っぺらい言葉もそのおかげでがんばれたりする。

 

そしてそんな先輩は、楽しい時も嫌な時もムカつく時も怖い時も、全部たくさん一緒にいて、プライベートも持ち込んで泣いたり、夢の話を熱くしたり、かっこ悪い文句垂れ流したり、やりたいっていったことぜんぶ一緒にやってくれた先輩たちだとおもった。

 

 

最近全然、人とちゃんと向き合っていないなぁと感じることが多い。全力で向き合うことに疲れたなぁと感じてしまって、なるべく低燃費で、効率的に、必要最低限で。

 

期待すると期待しただけ傷つくとわかった。恋愛だけじゃなかった。仕事でもほんとはたくさん傷ついていて、がむしゃらにはがんばれなくなってきた。

 

斜に構えてるのは楽なんだと知った。傷つかないし、プライドの高さがにじみ出るからだれも傷つけにこない。当たり障りのない距離感で、必要最低限の関わり方で。

 

 

 

こんなんじゃだめだなとおもう。まだまだ小さいなとおもう。まだまだできることはあるのだとおもう。捧げられてないのだとおもう。全力じゃないのだとおもう。

 

もっと夢中になれることがほしいと思ってしまうのは、まだまだ未熟なのかな。今ある環境も大事だけど、変えたいという思いが強すぎる。

 

自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ、だ。